さて、梅雨真っ只中の今日この頃、
皆様はどうお過ごしでしょうか？！
湿気いやですよね、
食べ物が腐ってしまったり
カビが出てきてしまったり
カビのせいでダニが発生することも・・・
湿気も乾燥も生地にとっては最悪の事態です
皆様がお持ちのお着物のお手入れは大丈夫ですか？

今はお母様がお召しになられたお振袖を娘様へ
というママ振袖がとても人気です

そこでもう一度お着物の点検してはいかがでしょうか？
お振袖の生地は良くとも20年前後の月日の間　
生地と生地をつなぎ合わせていた糸の劣化が恐ろしいのです
一度しか着ていないお着物でも、糸の劣化はするものです
大きな力がかからなくても
座っただけでも圧力がかかってしまうのが背縫いの部分です

お着物を縫う縫い糸の寿命は長くて20年から30年です
お母様のお着物をお召しになるということは
少なくても15年以上は経っているということです
ということはキャパシティオーバーということになります
一度しか着ていなくてもたくさん着ていても
縫い糸の経年劣化は避けられません
仕立て直しの時期を迎えているということです

前撮りの時には大丈夫でも
成人式当日何があるかわかりません
メンテナンスはお着物にとってとっても大切なことです
今一度お手持ちのお着物の状態を確認してみてはいかがでしょうか？！